私が以前住んでいた家は、
昭和52年建築の築40年が
経った住宅でした。
幼少期を過ごした近所の友人と
遊んだ思い出のある家でしたが、
近代住宅からすればブレーカー
はすぐ落ちる、
トイレはボットン便所、
冬の風の強い日は寒い。
そして何度葺き替えしても
雨漏りが直らないという、
どうしようもない状況でした。
父は生前から建て替えの
思いがあった様でしたが、
平成16年の私が25才の時に
果たすことなく他界しました。
私自身の年齢ももうすぐ40才で、
消費税増税の後押しもあり。
新築するきっかけとなりました。
新築の依頼先を
清川工務店に決めたのは、
以前から建築した住宅を見ており
仕上げ具合や、内装建具・サッシ
などの施工も丁寧だと
思っていました。
大手のハウスメーカーなどは
予算的な面と自社大工の施工
では無い事もあり、
丁寧でしっかりとした施工は
地元で自社大工の施工会社が
一番と考えていました。
間取りを検討中に清川
奥様からのアドバイスで
「建てるなら必要最低限の
大きさで十分だよ」
と言われ、
床面積は93.43㎡（28.3坪）
と小さく、
部屋数は3部屋、
リビングは開放的な大きさで、
洗面兼物干し場兼脱衣場での
多目的パントリーで3坪、
収納は必要最低限
のみとなりました。
小さいオール電化住宅は
光熱費の恩恵もあり、
全室常時冷暖房で
平成29年9月からの
年間電気料金が
￥167.717円でした。
月平均￥13.976円、
坪平均だと￥5.926円ぐらいと
電気料金も５年前から
２割以上値上りしているので、
光熱費は満足しています。
妻が前の家の２部屋暖房の
光熱費と同じ金額だと
計算しておりました。
最終見積りの時に一番悩んだのが、
建築予算の事もあり
ジョイコスパネルを使うか
どうかでした。
図面が確定してから
繊維系の断熱材との
比較シミュレーションや、
ＷＥＢでの情報収集も残業が
終わってから時間をかけました。
決め手になったのは、
F様邸での見学会で
ビルトインエアコン暖房でも
床が冷たくないと体験が
出来たのが大きく。
私は自宅ではスリッパも
靴下も履きたくなかったので、
予算金額は増えましたが安心して
決める事が出来ました。
床暖房では無くても
昨年の冬は足が冷たい
という事も無く、
暖かく過ごせました。
天井の断熱材も繊維系の
セルローズで厚さは
３００ｍｍなので、
雨音も静かで、
夏の日射熱も全然熱くは
ありません。
今年の夏は冷房を3日しか
使っていません、
外気はフィルターを通したい
ので窓も一度も開けていません。
夏に２階の窓だけが
開いている家を見ると、
断熱性能が悪いから
２階が熱いんだよ、
と洗脳しています。
換気はメンテナンスが
簡単な３種換気を選びましたが、
冬も暖かく夏は涼しい
住宅になりました。
住宅気密の方は、
清川工務店は高レベルが
標準でしたので心配は
していませんでした。
完成時の測定では
相当隙間面積が0.075㎠/㎡
と、性能を売りにしている
大手でも、他の建築工法でも
出ない様な気密になりました。
キッチンの換気を回すと
玄関ドアが開かなくなるので、
お客様が来た時にいたずらして
体験してもらっています。
私の妻もローン嫌い派なので、
予算の掛かるジョイコス住宅での
ローンシミュレーションでは
最初は否定的でした、
安い所は他にもあるし、
高いローンを組んでも
価値のある物なの？
と言われました。
最終的には返済が
大丈夫なら任せる・・
という事でまとまりましたが、
住んでみてから光熱費でも、
快適性でも文句を言われる
事も無く安心しています。
小さい家ですが
断熱性、
気密性、
光熱費、
快適性
も満足した住宅になりました。
この４点は建てた後からは
まず直せませんので、
施工して頂いた清川工務店様、
協力して頂いた関連業者様にも、
丁寧な施工
設計
で感謝しています。
この住宅を維持して
行くために管理、
メンテナンスを心掛けて長く
住んでいこうと思っています。
ありがとうございました。
